製品技術情報

どこを溶接したかがわからないファイバレーザを用いたステンレス精密板金溶接

投稿日: 2015/08/10

製品例

製品概要

ファイバーレーザの特徴として光ファイバーから出射されるレーザは集光しやすく、
高パワー、高密度の優れたビーム品質があげられる。
この性質を利用し、パルスではなくシングルモードで照射することにより、
材料と材料のつなぎ目が見た目では曲げたような加工に見え、どこで溶接をしたのかが分からないような
高品質な溶接ができる。
また、高品質な溶接のため、溶接個所の仕上げが必要なくファイバーレーザで溶接をしっぱなしの加工でよいため、
工程の短縮も可能。

加工技術ポイント

ファイバーレーザは鉄、アルミ、ステンレスと材質を選ばずに溶接ができるが、
中でもステンレスは見た目の品質が綺麗に溶接ができる。

製品の主な使用用途

装置カバー、装置内部のパーツ等の金属部品が扱われている物。

対応可能加工サイズ

手のひらサイズ~5メートルほどまで。
板厚は材質によりレーザの波長の吸収率が違う為、要相談。

材質
鉄=SPCC,SECC
ステンレス=SUS304,SUS430,その他
アルミ=A1050,A5052
その他=銅など要相談

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