製品技術情報

エンボス鋼板を使った食品計測機器向けホッパーの加工

投稿日: 2016/10/19

エンボス鋼板とは

エンボス鋼板とは、表面に凹凸模様を施した鋼板で、滑り止め効果や装飾効果、強度向上などの機能を持つ材料です。食品業界では衛生性と清掃性に優れ、建築分野では意匠性と実用性を兼ね備えた材料として広く使用されています。

製品例

製品概要

食品の計測機器に使われるホッパーの試作品です。
ホッパーの角度や距離等で物の流動を調整できます。
ステンレスを使用することにより耐食性に優れているため、
食品に使用されることが多いです。

加工技術ポイント

溶接構造の為、溶接の品質により菌がたまる可能性があるが、FLWを使用することにより
安定した品質と材料の裏面にまで溶け込みが深く浸透させることが出来るためその心配はない。
また、エンボス鋼板というデコボコの材料を使用しているが、切断、曲げもできる。

製品の主な使用用途

ホッパーは任意の物を流動させ集結させます。
用途は様々あります。
医療機器、食品機器、測定装置、等

対応可能加工サイズ

手のひら~定尺で加工出来る範囲内

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