ステンレスのエンボス鋼板を積層したテーラードブランク材料の曲げ加工
投稿日: 2017/11/01
テーラードブランクとは
テーラードブランクとは、異なる材質や板厚の金属板を事前に溶接で接合し、一体化した素材のことです。部位ごとに必要な強度や機能に応じて最適な材料を配置できるため、軽量化とコスト削減を同時に実現できる革新的な製造技術として、自動車業界を中心に注目されています。
製品例
製品概要
SUS304,t1のエンボス鋼板と、SUS304,t1の冷間圧延鋼板を溶接で積層して一体化させたテーラードブランクの材料を作り、曲げ加工をしている。
加工技術ポイント
・ エンボス鋼板と冷間圧延鋼板を積層して溶接
・ 積層したテーラードブランク材料の曲げ加工
・ エンボス鋼板の曲げ加工
製品の主な使用用途
ホッパー・シューター・その他、搬送部品や摺動部品。
対応可能加工サイズ
形状によって加工可能なサイズが変わりますので、ご連絡下さい。
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 まさに少量の量産品向けの加工方法です。
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 色やその他の機能を付加した鋼材二次製品の一種です。
 加工前の材料段階であらかじめ塗装された材料です。
 この材料は、企画などの公の場面では「塗装鋼板」と呼称することもありますが、
 一般的には商品の性質をイメージしやすいカラー鋼板と呼ばれることが大半です。
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                        順送型を必要としない超微細精密板金
                        ±10μの精度を可能とした精密板金。 
 専用の金型を作らずに汎用の金型の組み合わせにより加工をします。
 金型作成によるコストや納期の短縮が可能です。
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                        マークTypeMでの加工技術
                        超精密板金加工。 
 打ち抜き精度±0.01mmにて切断加工を行います。人間が手で持つとそれだけで材料に熱が伝わり、精度の誤差が出る為、抜きから曲げまで一体の設備の中で加工するNCパンチプレス工法です。
 板厚が0.1~0.3mmまでの加工が可能です。
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                        スイッチ-超微細精密板金
                        超微細精密板金です。 人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。 その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。 また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。 ±10μmを実現した超微細板金です。 
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                        アースプレート
                        超微細精密板金です。 
 人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。
 その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。
 また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。
 ±10μmを実現した超微細板金です。
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                        ターミナル
                        超微細精密板金です。 
 人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。
 その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。
 また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。
 ±10μmを実現した超微細板金です。
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                        ステンレスのエンボス鋼板を積層したテーラードブランク材料の曲げ加工
                        SUS304,t1のエンボス鋼板と、SUS304,t1の冷間圧延鋼板を溶接で積層して一体化させたテーラードブランクの材料を作り、曲げ加工をしている。 
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                        薄板アルミのホッパー
                        従来、薄板のアルミでホッパーを製作するのは、溶接構造の場合、溶け落ちてしまい、加工が困難でした。 
 ファイバーレーザ溶接を用いて加工条件を最適化することで、薄板でありながら隙間のないホッパーを実現しました。
 
			
		


 
		 
						 
						





















