スイッチ-超微細精密板金
投稿日: 2015/04/17
超微細精密板金とは
「超微細精密板金」とは、通常の精密板金よりもさらに極めて小さな部品や、極めて薄い材料を、非常に高い精度で加工する技術のことです。
一般的な精密板金でも高い精度が求められます。
公差例: ±0.01mm(10µm)〜±0.03mmといった厳しい公差。
板厚例: 0.05mm、0.01mmといった、非常に薄い金属箔(フォイル)のような材料を扱います。
微細レーザや高精度NCTなどの特殊な加工設備を用います。
高精度な検査・測定機器: 投影機や三次元測定機など、高精度の測定が可能な機器を用いて、加工後の製品の寸法や形状を厳密に検査します。
製品例
製品概要
超微細精密板金です。
人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。
その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。
また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。
±10μmを実現した超微細板金です。
加工技術ポイント
専用金型がいらず、汎用金型の組み合わせにより±10μmの精度が出せる精密板金。
製品の主な使用用途
電子部品
対応可能加工サイズ
t=0.15
材質=SUS304
爪先のサイズ
50個/lot
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« マークTypeMでの加工技術
この事例のカテゴリー
- 高精度加工製品
加工技術別
関連事例一覧
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順送型を必要としない超微細精密板金
±10μの精度を可能とした精密板金。
専用の金型を作らずに汎用の金型の組み合わせにより加工をします。
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マークTypeMでの加工技術
超精密板金加工。
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スイッチ-超微細精密板金
超微細精密板金です。 人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。 その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。 また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。 ±10μmを実現した超微細板金です。
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超微細精密板金です。
人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。
その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。
また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。
±10μmを実現した超微細板金です。 -
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また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。
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