切削加工部品の板金化-材料の無駄を無くしコストと環境に優しい課題解決事例
投稿日: 2015/08/10
工法転換とは
工法転換とは、従来の製造方法から別の加工方法に変更することで、コスト削減や品質向上を図る製造改善手法です。切削加工から精密板金加工への転換により、材料歩留まりの向上、リードタイム短縮、環境負荷軽減などの効果が期待できる重要な経営判断となります。
課題及び要望の概要
マシニング加工によりブロックからの削りだしで装置の架台を制作している。
ブロックからの削りだしのため材料の歩留まりが悪く、段取りに多くの時間がとられているようでリードタイムが長い。
そのため、納期が守られず、コストが割高のため、板金化により、
材料の無駄を無くし、リードタイムを短くしたい。
解決策の内容
1枚の板から材料を無駄なく取るネスティングを行い歩留まりを良くし、
曲げ加工の組み合わせとレーザ溶接を用いて板金化をし、短納期に対応。
また、精度が必要な部分にはワイヤー加工を用い高精度にも対応した。
この事例のカテゴリー
- 切断加工製品
加工技術別
- ステンレスの板金加工事例
材質別
- 半導体・液晶製造装置の板金加工事例
業界分野別
