平出精密のあゆみ
平出精密は1964年の創業以来、
精密板金技術でお客様の「イメージを形に」
しています。
HISTORY
of HIRADE PRECISION
全ては岡谷市の小さな事務所から始まった
since 1964.1.1歴史の始まり
創業する前、平出輝格は東京府幹部機械工養成所を卒業後、軍隊に徴兵され、松本連隊に所属しました。
1942年に岡谷市に新設された航空機体部品製造会社である浅野航空工業に航空機鈑金指導員として派遣され、戦後この岡谷の地で創業しました。
「有限会社平出精密板金製作所」を設立
創業後、自分の持つ航空機板金技術・技能が事業として成り立つと信じ、その技術・技能を世に役立たせようと、「高度な技術をもって、社会に貢献する」という創業の精神を掲げ、会社を設立。日本で最初に「精密板金」という言葉を作りました。
岡谷市長地に新工場を建築
自宅を拠点としてハンマーとハサミを駆使したものづくり（当時はお弁当箱のような板金が多かった）をしていたが、時代の発展とともに道具や設備も変化していき、徐々に設備装置の製造を手掛けていくことになります。
社員数も増えたため、工場を設立しました。
「有限会社 平出精密」に社名変更
「有限会社平出精密板金製作所」は、お客様から「平出精密」と略して呼ばれることが多く、社名を変更しました。
また、この頃は日本にレーザ技術の導入が始まった時代で、当社では日本で二番目に導入し、ここからより自由形状を得意とした板金加工屋として活躍するようになります。
現在地に本社・工場を新築、移転 FMS工場完成
レーザ技術導入後、製品形状が複雑化し、また多品種少量生産の需要が増え、お客様のニーズに柔軟に対応できるよう、より「フレキシブルに生産するシステム（FMS）」を構築するため工場を新設し、あらゆる設備が連携し自動化で動く工場を目指していきます。
現社長平出正彦就任
当社の理念「会社はお客様の為にあり社員と共に栄える会社の発展と社員の幸福を一致させる」を掲げ、心や考え方をベースとした会社経営を実施していきます。
社員が働く喜びと誇りを持ち、お客様には感動と喜びを提供し、地域の皆様が誇れる会社を目指しています。
「株式会社平出精密」に組織変更
「有限会社」から「株式会社」に組織変更を行いました。
インドネシアでプログラム作成事業開始
研修生として日本に勉強に来ていたインドネシアのスタッフが自分の国に戻っても平出精密で働きたいという思いを受け、図面をメールでインドネシアに送り、CADで板金設備の加工ができるデータに加工しメールで返信する事業を開始しました。
洗浄機事業開始
DTF研究会（デスクトップファクトリー）という組織に所属し、机の上に乗るほど小さな機械や工場での新しいものづくりを提案してきました。
その中の一つである洗浄機分野を当社で受け持ち、水だけで洗浄し、環境にも優しい洗浄機の事業を開始しました。
タイに「HIRAIDE PRECISION（THAILAND）CO., LTD. 」設立
リーマンショック崩壊後、日本経済は大きくダメージを受け円高となります。
大手メーカが海外進出に力を入れる中、お客様の近くでより質の高いサービスをご提供したいという想いもあり、帯への進出をしました。
「関西営業所」開設
関西方面へのお客様が拡大している中、本社から関西へ向かうのに移動に費やす時間が多く、質の高いサービスの提供をすることが困難だと判断しました。
そこで関西に営業所を設けることでお客様の声をよりスピーディに聴くことができるようになりました。
「VORTENRYU」発売”水で洗浄する”という新しい価値観を築く
2003年の洗浄機事業の開始から様々な製品を手掛けてきました。その中でより高い付加価値を持つスタイリッシュな洗浄機の開発をしました。その製品は、Vortex（螺旋）の回転機能と地元の天竜川の流水から名前を取り「VORTENRYU」と名付け販売しています。
社屋を増築し、さらなる高みへ
精密板金は、半導体・計測機器・医療機器・食品装置などあらゆる業種で活用されています。
当社へのニーズも右肩上がりに求められる中、お客様のご要望にお答えする為、IT・AIなどを活用した新社屋を増築し、生産体制の大幅強化を図りました。
共に成長できる仲間を募集しています
平出精密を選び、入社を決意してくれた全ての人を大切にしています。
社員の成長が会社の発展に繋がり、地球丸ごと幸せを創り出します。
共に成長し喜び合う関係を築いていきましょう。