製品技術情報

切断加工技術製品

金属加工の切断は大きくわけて3つの種類に分類されます。

  1. 溶断・・・金属素材を融点以上に加熱し溶かして切り離します。
  2. 鋸や砥石などによる切断・・・金属を削り切り離します。
  3. 剪断(せんだん)・・・金属素材の面に対して平行方向に力をかけ切り離します。

近年、技術の発展が目覚ましくこれらの複合的な方法もでてきています。 精密板金における金属切断には、主に下記の技術があります。

①レーザ切断

集光したレーザを金属板に直接照射して溶融させ、溶融金属をレーザと同軸で流れる アシストガスで飛ばすことによって切断する加工です。
CADの発達により任意の複雑形状の切断が可能であり、またレーザの特徴から極所的な溶断の為、 熱影響が少なく精度が高い高品質な加工が出来る。

②ターレットパンチプレス(打ち抜き加工)

専用のプレス金型ではなく、汎用性が高い抜型を組み合わせてシート材を剪断します。
±0.1mmの高精度であり、専用金型を用意するわけで無い為、低コストの加工が魅力です。

③ワイヤーカット(放電加工)

金属材料と走行する極細の太さのワイヤ電極との間の放電現象を利用して切断する加工です。
糸鋸での切断のイメージが近く刃の効果を電気で行い切断します。
非常に精度が高く、0.05mm以下とも言われています。その精度の高さから汎用金型の製作等にも使います。

製品例

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